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福岡が8試合ぶりの黒星…“九州ダービー”制した大分、5戦ぶりに白星獲得!!

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大分トリニータが5試合ぶりの白星を獲得した

[5.30 J1リーグ第17節 大分 2-1 福岡 昭和電ド]

 J1リーグは30日、第17節を開催し、昭和電工ドーム大分では大分トリニータアビスパ福岡が対戦。前半7分にFW長沢駿のゴールで先制した大分が、後半25分にMFエンリケ・トレヴィザンの得点で突き放すと、福岡の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収め、5試合ぶりの白星を獲得した。

 ここ4戦未勝利(1分3敗)で2連敗中の大分は5月26日の第16節横浜FM戦(●0-3)から先発2人を入れ替え、MF小林成豪、エンリケ・トレヴィザンらを先発起用。一方、前節横浜FC戦(△1-1)で連勝が6でストップしたものの、ここ7戦無敗(6勝1分)と好調の福岡は横浜FC戦から先発4人を入れ替え、FW渡大生、MF金森健志、MF田邉草民、DF宮大樹らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合開始早々の前半7分に試合を動かしたのはホームの大分だった。右サイドからMF町田也真人が送ったクロスはファーサイドまで流れるが、DF香川勇気が中央に折り返したボールを長沢が冷静に蹴り込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った福岡は前半45分にゴールに迫る。相手のクリアミスを拾ったFWブルーノ・メンデスが果敢に右足にシュートを狙うも、ボールは枠上に外れてしまう。後半開始からは渡に代えてFWフアンマ・デルガドをピッチへと送り込む。

 まずは同点に追い付きたい福岡は、後半3分にMF杉本太郎、同9分にはB・メンデスがフィニッシュまで持ち込むが、シュートは枠を捉え切れず。同15分にはFW山岸祐也、MFジョルディ・クルークス、DF湯澤聖人の3枚を投入して状況を打開しようと試みる。

 しかし、後半25分に再びスコアを動かしたのは大分だった。MF下田北斗が蹴り出したCKをエンリケ・トレヴィザンが左足で蹴り込み、リードを2点差に広げた。

 後半30分にはB・メンデスの送ったクロスが下田のハンドを誘い、福岡がPKを獲得。キッカーを務めたジョルディ・クルークスがきっちり沈め、1点差に詰め寄る。だが、反撃もここまで。その後は同点に追い付こうとする福岡が押し込む時間帯が続いたものの、粘り強く対応した大分が逃げ切って2-1の勝利。敗れた福岡は8試合ぶりの黒星を喫することになった。

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