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ピンクヘアで代表合流のDF小川諒也「見た目だけじゃなくプレーでも目立てるように」

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日本代表DF小川諒也(FC東京)

 日本代表DF小川諒也(FC東京)が1日、オンライン取材に対応し、今年3月の活動に続いての招集について「ホッとした」と心境を語った。今回の活動では元チームメートのDF室屋成(ハノーファー)、MF橋本拳人(ロストフ)とも再会。「東京で一緒にやっていた選手も選ばれているので、すごく楽しみ」と笑顔を見せた。

 今回の活動では3日に予定されていたジャマイカ戦が中止となり、U-24日本代表とのチャリティーマッチの開催が急遽決定。元チームメートのMF久保建英(ヘタフェ)、現同僚のFW田川亨介(FC東京)と対戦相手としてマッチアップする可能性が出てきた。

 田川について「出てきたらしっかり潰したい」と笑顔を見せた小川は、久保との対戦にも「相手にしてみるとどれだけ怖いのか分からないので、そこは楽しみ」と前向き。「自分たちが上の代でいるわけで、勝たないといけないと思う。U-24の人たちもA代表を目指してやっているわけで、かなりアピールをしてくるわけで、ジャマイカ戦以上に激しい試合になる」と闘志を燃やした。

 また1996年11月生まれの小川にとっては、1997年1月1日以降に生まれた世代で構成される五輪代表の最上級生は同い年にあたる。流通経済大柏高時代に千葉県内の宿敵として対峙した柏U-18出身のMF中山雄太を筆頭にMF板倉滉、MF三好康児の名前を挙げた小川は「どちらかというと早く追いつきたい気持ちが強かった」とライバル視し、「同年代と試合ができるのは楽しみ」と力を込めた。

 代表選出決定後のJ1第17節広島戦では「髪を染めたりするのが楽しみなので、いろいろ色を試したくて、やったことのないピンクにした」という新たなヘアスタイルをお披露目。5月31日に行われた合宿初日の公開練習でもひときわ目立っていた。

 そんな小川は「代表でもだいぶいじられた」と苦笑いを浮かべつつも「見た目だけじゃなくてプレーでも目立てるようにがんばります」と力強い言葉。今回の4試合では代表定着に向けて「自分の武器である攻撃参加をどんどんしてアシスト、ゴールという結果を求めていきたい」とアピールしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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