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EURO開幕直前にオランダ代表に痛手…GKシレッセンが新型コロナ感染でメンバー落ち

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GKヤスパー・シレッセンがEURO欠場に

 オランダ代表の守護神ヤスパー・シレッセンが新型コロナウイルス感染によりEURO(ユーロ)2020を欠場する。

 長年オランダ代表で1番を背負ってきたシレッセンは、今シーズンの大半を負傷で棒に振ったものの、EURO2020の登録メンバーに選出。ティム・クルル、マールテン・ステケレンブルフとともにスタメンの座を争うことが予想されていた。

 しかし、チームを指揮するフランク・デ・ブール監督は1日、シレッセンの新型コロナウイルス感染を受け、同選手とAZのマルコ・ビゾットを入れ替えることを決断。プレスカンファレンスの中でこの決定に至った理由を説明した。

「今朝、ヤスパーに私の決断を伝えた。ヤスパーにとって気分の良いものではないことは当然だ。しかし、私には思い切った決断を下す必要があった。コロナの検査で陽性になったことで、彼は大会への準備期間の大半を欠席する。彼が100%の状態になるまでにどれだけの時間が必要か定かではなかった。それに、この件に関して賭けに出たくはなかった」

「すでにEURO開幕の直前で、私は確実なことを求めている。しかし、これはヤスパーのことを考えての決定でもある。彼にとってとても悲しい決定ではあるが、フェアな判断だと思う。いずれにせよ彼は最初の試合には間に合わないし、身体にどのようなことが起きるのかもわからない」

 EURO2020のグループCでオランダは、13日にウクライナとの初戦を迎え、その後オーストリア、北マケドニアと対戦する。

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