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世界大会初優勝なるか…ブラサカ日本代表が最強アルゼンチンとの決勝へ! 敵将「日本は強くて巧み。成長している」

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初優勝に王手をかけたブラインドサッカー日本代表

 ブラインドサッカー国際大会「Santen IBSA ブラインドサッカー ワールドグランプリ 2021 in 品川(以下、Santen ブラサカグランプリ 2021)」の決勝が5日午後1時10分に開催。初の決勝進出を決めたブラインドサッカー日本代表は、グループリーグ最終節で引き分けた世界ランク首位のアルゼンチンと再び相まみえる。

 世界ランク12位の日本はグループリーグで2勝2分の成績を収め、2位で初の決勝進出が決定した。2018年から始まった今大会で、日本は最高成績が4位。現時点でその成績を上回ることになった。一方、アルゼンチンは18年と19年で連覇を達成。20年はコロナ禍で中止となったため、大会覇者はアルゼンチンのみだ。

 日本は3日のグループリーグ最終節でアルゼンチンと対戦し、スコアレスドロー。田中章仁を中心とした緻密な連携による守備網で、相手エースのマキシミリアーノを封印。しかし、佐々木ロベルト泉川村怜黒田智成の攻撃はアルゼンチンの堅守を打ち破ることはできなかった。高田敏志監督は試合後、守備には手応えを掴みつつ、これまで得点を生み出していたGK佐藤大介から始まるカウンターは相手に読まれていたことを認める。しかし、川村を始めとしたカットインからの得点には「チャンスはある」と力強く語っていた。

 アルゼンチンは4日のスペイン戦で1ー0の勝利を収め、3勝1分で首位通過を決めた。指揮官リカルド・マルティン・デモンテは決勝の相手となる日本について「日本は強く、戦術が巧みなチームで、成長している」と語る。3度目の優勝に向けて「決勝ではあらゆることが起こりうる」と気を引き締めている。

 試合は本日午後1時10分キックオフ。Youtubeでライブ配信される。

以下、Youtubeライブ配信URL
https://www.youtube.com/watch?v=wirOhoZXF8o

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