beacon

“元同僚”浅野に絶好のスルーパス…MF川辺「持ち味を出せた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF川辺駿(広島)

 U-24日本代表とのチャリティーマッチで後半17分からピッチに立った日本代表MF川辺駿(広島)が5日、報道陣の取材にオンラインで対応した。

 3月のカタールW杯アジア2次予選・モンゴル戦でA代表デビューを果たし、迎えた2度目の代表活動。キリンチャレンジ杯・ジャマイカ戦が急遽中止となり、待ち望んでいた国際試合でのアピール機会はひとつ減ったが、代わりに実現した“兄弟対決”で約30分間のプレータイムを獲得した。

 出場した時間帯では、オーバーエイジ選手として登場したMF遠藤航がさすがのパフォーマンスを見せ、A代表主力ボランチの力を見せつけた。「押し込まれる時間が増えたのは感じた」と振り返った川辺は「ピッチに立てばそういう存在感を出せるように見習わないといけない」と刺激を受けたという。

 一方、そうした時間帯の中でも川辺は「前日くらいから一緒にピッチに立ったら見といてと言われた」という元チームメートのFW浅野拓磨に絶好のスルーパスを通すチャンスを創出。シュートが惜しくも外れてアシストこそ逃したが、「個人的にもスルーパスは持ち味でもあると思っているので、そこをうまく出せた」と手応えを残した。

 7日のタジキスタン戦、11日のセルビア戦、15日のキルギス戦では遠藤が不在。チャンスをうかがう川辺は「試合に出たからには自分をアピールすることと、チームの勝利に貢献するのが一番重要だと思う。チームで求められていることをやりつつ、自分の持ち味を出せればと思う」と意気込む。

(取材・文 竹内達也)
●カタールW杯アジア2次予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧

TOP