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悔やまれた“パス選択”…MF古橋「もっとゴール前でエゴを」

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GK川島永嗣に1対1を挑んだMF古橋亨梧(神戸)

 日本代表MF古橋亨梧(神戸)にとって、U-24日本代表とのチャリティーマッチは悔いの残る一戦となったようだ。

 古橋は3日に行われたU-24日本代表との一戦で、2-0とリードして迎えたハーフタイム明けから途中出場。4-2-3-1のトップ下でプレーし、終盤には立て続けにチャンスに絡んだが、ゴールを演出することはないまま試合を終えた。

「チームとして意地を見せられたなかと思うけど、個人としてはもっともっとできたと思うし、自分にプレッシャーをかけて自分らしいプレーをしないといけない」。

 6日のオンライン取材でそう振り返った古橋は、終盤にGKと1対1を迎えたがMF伊東純也へのパスを選択した場面を「自分で仕掛けてシュートでもよかった」と反省。「ゴール前ではもっと自分らしくエゴを出していければ」と力を込めた。

 5日のトレーニングでは2人組のメニューをDF長友佑都(マルセイユ)とともにし、「目が合ったのですかさず行った。たくさんお話を聞いていい刺激をもらった」と手応え。練習後にはGK川島永嗣(ストラスブール)に1対1の勝負を挑むなど、着実に欧州組との交流も深めている。

 そんな26歳は7日のカタールW杯2次予選・タジキスタンに向けて、結果にこだわる構えだ。FW大迫勇也(ブレーメン)の欠場が濃厚で、攻撃陣の顔ぶれには変化が起こる見込み。「与えられた時間を大切にしないといけない。短い時間でも1回はチャンスが来るので、そのチャンスを決め切れるようにしたい」と力強く意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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