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負傷したベルギー代表デ・ブライネとアザールの容態は? 指揮官「良いニュースと悪いニュースがある」

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ロベルト・マルティネス監督が負傷した2選手の容態を語る

 ベルギー代表は27日のEURO2020決勝トーナメント1回戦でポルトガル代表を撃破。2日の準々決勝・イタリア代表戦を控え、ロベルト・マルティネス監督がチーム状況を語った。28日、ベルギー『sporza』が伝えている。

 前回王者を破り、ベスト8進出を決めたベルギー。しかし、試合中にMFケビン・デ・ブライネとMFエデン・アザールが負傷し、途中交代となっていた。デ・ブライネはタックルを受けた左足首、アザールは太もも裏を痛めたようだ。アザールは試合後「ハムストリングに何かを感じたんだ」と語っていた。

 勝利から一夜明け、マルティネス監督が会見に登場。記者団からの最初の質問は、チームの要である2選手の容態。質問が飛ぶと、指揮官が口を開いた。

「さて、良いニュースがある。エデン・アザールとケビン・デ・ブライネはチームに引き続きチームに帯同する。ポジティブな様子だ。骨に異常などもない」

「だが、次の試合は金曜日に迫っている。時間は限られている。もし試合が今日にでもあったら、彼らはプレーできなかった。次のイタリア戦で彼らが完全にフィットした状態を見せることは難しい。だが、ベストを尽くすつもりだ。一日一日を大事に、準備を進めていきたい」

 良いニュースにチーム離脱の心配がないこと、一方で悪いニュースに次戦への影響が大きいことを明かしたマルティネス監督。2選手の様子も語った。

「ケビン・デ・ブライネは精神的にものすごく強い。正直、我々は彼の負傷の深刻さを少し恐れていた。だが、今朝の足首のスキャンは満足のいくものだった。ケビンはチームを離れる必要がないことに安堵していたよ。彼をイタリア戦に連れていくために、我々は全力を尽くす。ケビンがいればベルギーはもっと強くなる。彼には頑張ってもらいたいんだ」

 記者から改めてイタリア戦に出場する可能性を尋ねられると、マルティネス監督は「フィフティー・フィフティー」と答えたという。

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