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合流翌日は別メニュー調整も…MF三笘薫、本大会初戦には「間違いなく大丈夫」

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U-24日本代表MF三笘薫(川崎F)

 ACLを戦い抜き、U-24日本代表に合流した。前日は右足の張りを訴えて別メニュー調整となったMF三笘薫(川崎F)だが、東京五輪本大会に向けては「間違いなく大丈夫」とキッパリと答えた。

 中2日での連戦をこなしたACL。グループリーグ突破に貢献し、12日のホンジュラス戦当日にU-24日本代表に合流した。同試合ではベンチ外となり、ホテル待機。翌日は練習場に姿を現したものの、室内トレーニングで調整した。

「少し張りがあったので休んだけど、今後は徐々に練習に参加していく形になる」。そして、22日の本大会初戦・南アフリカ戦に向けては「そこは、間違いなく大丈夫。しっかりとトレーナーとコミュニケーションを取りながらやっていきたい」と続けている。

 東京五輪本大会を戦い抜く上で、改めて感じているのはコンディションの重要性。本大会は、ACL同様、中2日のハードスケジュールをこなしていく。「リカバリーの部分が重要。試合が終わった後から次の試合が始まっている気持ちでやらないと間に合わないので、休養は大切になると思う」。毎試合、トップコンディションに持っていく難しさはあるが、「意志を合わせるのが大事」とチームとしての意思統一を図って乗り切ろうとしている。

「いかにボールを握れるか。走行距離も多くなるわけではないので、コンパクトに戦いながら、オンとオフを切り替え、試合の中でも自分たちの中で意志を合わせることが大事だと思う」

 南アフリカ戦まで約1週間。「いよいよ始まるという気持ちがすごく強い。始まったらすぐに終わってしまうような大会なので、コンディションがカギになる。22人全員でしっかり良い準備をして、戦いたい」。まずは全体練習に合流し、初戦に照準を合わせてコンディションを上げていきたい。

(取材・文 折戸岳彦)
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