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板倉滉が途中出場で意識すること「誰とどこで組むかは分からない…」

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U-24日本代表DF板倉滉(フローニンゲン)

 U-24日本代表DF板倉滉(フローニンゲン)がオンライン取材で12日のホンジュラス戦(○3-1)を振り返り、「途中出場の選手が前半から戦ってきた選手に活力を与える。もっと活気を出せたらと改めて感じた。いつ出てもゲームの流れを見つつ、うまくチームを助けられれば」と意欲を燃やした。

 ホンジュラス戦は後半18分にMF田中碧(川崎F)との交代でボランチの一角に入り、最終盤はセンターバックにシフトした。長年チームの主力だったが、現状は両ポジションのサブという立ち位置。後半の試合運びや失点については反省を口にした。

「もっとアグレッシブに守備のところで行きたかったし、相手がボールを保持する時間が多かったので、そこでボールを奪えたら良かった。周りも暑さもありコンディション的なところもあってなかなかいけない状況が続いていた。僕が入って守備のところをもっと固めて、ゼロで終われたらなというのはあった」

 そう課題を受け止めた一方、「30分試合できて、ボランチとセンターバック両方で出て、ゲーム感覚を取り戻す場としてはすごく良かった。もっともっといいパスをつけられる、慣れてくると思う」と手応えをにじませた。

 本戦も中盤ではMF遠藤航(シュツットガルト)や田中とコンビを組むことが見込まれるが、「2人の長所と僕の長所は違う。自分の力を、できることをチームに還元するだけ」と意気込んだ板倉。東京五輪初戦・南アフリカ戦まで約1週間。「本戦も誰とどこで組むかは分からないので、常に味方を見ながら、相手のポジショニングを見ながらお互いでやっていけたら」とイメージを膨らませた。

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