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冨安健洋の移籍先候補はトッテナム以外にも?ボローニャSD「少なくとも4クラブが狙う」

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 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就を巡り、スポーツディレクター(SD)のリッカルド・ビゴン氏が会見に出席した際に言及した。

 2019年夏にシントトロイデンからボローニャに移籍すると、2シーズンにわたってセリエAを舞台に印象的な活躍を見せてきた冨安。今夏はアタランタやトッテナムからの関心が伝えられており、より高額なオファーを提示した後者への移籍の可能性が高まっていると複数メディアが報じている。

 そんな中、スパルから加入したDFケヴィン・ボニファーツィの入団会見に出席したビゴンSDは、冨安のトッテナム移籍の可能性について問われると、4クラブが獲得に関心を示していることを明かしつつ、自身の見解を示した。

「少なくとも4つのクラブが彼を獲得しようとしている。一方で、我々には我々の考えがある。(ジョーイ)サプート会長のおかげで、あらゆる犠牲を払ってまでも選手を安売りする必要はない。このためボローニャおよびトミヤスの利益を踏まえ、我々の考えに見合った条件になるのであれば取引に応じるが、もしそうでなければ応じるつもりはない」

「したがって難しい状況だ。我々はすでにいくつかのクラブと話をしており、我々が必要としている条件は先方も把握しているはずだ。これから落としどころを見つけられるのか否かを見極めていきたい。もちろん、トミも選手としてキャリアを続ける中で立ちたい舞台というものがあるはずだ。みんなにとって満足できる条件であれば良いだろう」

 ボローニャは今後、クラブ間の条件だけでなく、冨安の意向も踏まえた上で、取引に応じるかどうかを判断する見込みとなる。東京五輪開幕も迫る中、メルカートの動向は注目されるところだ。

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