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鳥栖が名古屋をシーズンダブル!順位逆転、4位浮上!!名古屋は今季初の逆転負け

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[7.17 J1第20節 鳥栖3-1名古屋 駅前スタ]

 サガン鳥栖がホームで名古屋グランパスを3-1で下した。鳥栖のリーグ戦勝利は5戦ぶり。対名古屋は4月18日の敵地戦(○2-1)に続き、シーズンダブルとなった。勝ち点を37に伸ばして名古屋に並び、得失点差で順位を逆転し、4位に浮上した。一方の名古屋はリーグ戦は4戦勝ちなし。今季初の逆転負けを喫した。

 鳥栖が勝てば順位を逆転するという上位対決。ただ鳥栖は行き過ぎた指導で金明輝監督が処分を受けた関係で、片渕浩一郎ヘッドコーチがこの試合を含めた3試合で指揮を執ることが決定。一方の名古屋はACLを戦った関係で、約1か月半ぶりのリーグ戦となった。

 欲しかった先制点を名古屋が奪った。前半39分、右サイドをFW柿谷曜一朗とのコンビネーションで崩したFW前田直輝がドリブルで前線にボールを運ぶ。クロスを送ると、DFエドゥアルドのオウンゴールを誘発。名古屋が今季全勝の先制点を奪う展開に持ち込んだ。

 しかし後半に入ると鳥栖がすぐに反撃する。まずは3分、左サイドからMF中野嘉大が中に切り込んでエリア手前から思い切って狙うと、DF木本恭生に当たってコースが変わる。ゴール右隅に吸い込まれ同点弾になると、直後の同6分にはMF樋口雄太の浮き球をFW酒井宣福がダイレクトボレーで合わせて一気に試合をひっくり返した。

 名古屋は失点直後に積極的に交代カードを切ってリズムを取り戻しに行くが、ゴール前までなかなかボールを運べなくなる。逆に落ち着いた試合運びを見せる鳥栖は後半35分、樋口が味方を使いながら左サイドでエリア内に侵入。マイナスクロスをコントロールしたMF小屋松知哉が落ち着いてゴールネットを揺らし、勝利を決定づけた。

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