beacon

長谷部先発も負傷交代…フランクフルトがEL日本人対決で待望の今季初勝利!三好アントワープは2連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本人対決がELで実現

[10.1 ELグループリーグ第2節 アントワープ0-1 フランクフルト]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は1日、グループリーグ第2戦を行い、MF三好康児が所属するアントワープはホームで日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦した。フランクフルトが1-0で勝利し、待望の今季公式戦初勝利。長谷部はリベロの位置で先発したが、後半27分に負傷交代。鎌田は後半開始からプレー。三好は後半32分から途中出場した。

 注目の日本人対決は、7試合ぶりにスタメン復帰を果たした長谷部が3バックの中央でプレー。鎌田と三好はベンチスタートとなった。フランクフルトは前半3分、DFマルティン・ヒンテレッガーの惜しいFKからチャンスを創出する。対するアントワープは鋭いカウンターで攻め立て、18分、MFヴィクター・フィッシャーが縦に仕掛けて左足シュートに持ち込んだが、これはGKケビン・トラップの正面を突いた。

 ハーフタイム明けにフランクフルトは交代枠を使い、鎌田を投入する。長谷部が着地の際に足を痛め、後半27分に負傷交代となるアクシデントに見舞われたものの、後半32分には三好が投入され、ELの舞台で日本人対決が実現。鎌田、三好はそれぞれチャンスに絡めば、三好のボールを鎌田が奪うマッチアップの場面もあった。膠着した時間帯が続いたが、終了間際に試合が動いた。

 後半45分、MFイェスパー・リンドストロムがドリブルでPA内右に仕掛けたところで倒され、フランクフルトがPKのチャンスを獲得する。キッカーのFWゴンサロ・パシエンシアはGKの逆を突いてゴール右に蹴り込み、値千金の決勝ゴール。フランクフルトは1-0の完封勝利をおさめ、今季公式戦初勝利。フランクフルトは1勝1分、アントワープはELで2連敗を喫している。

●海外組ガイド
●ヨーロッパリーグ(EL)21-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP