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「チェルシーはルカクの使い方を理解していない」コンテが古巣のCF起用方法に持論

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元指揮官がロメル・ルカクの起用法を語る

 チェルシーインテルで指揮を執ったアントニオ・コンテ氏は、ロメル・ルカクの起用方法などについて語った。

 今夏の移籍市場で、インテルからクラブ史上最高額でチェルシーに加入したルカク。ここまで公式戦8試合で4ゴールをマークする同選手だが、先日の0-1で敗れたUEFAチャンピオンズリーグのユベントス戦を含め直近の4試合では得点できていない。

 インテルで2シーズンにわたりルカクを指導し、昨年にはセリエA優勝に導いたコンテ氏は『スカイスポーツ・イタリア』で、「彼のテクニックから考えても、もっと上手くできると思う。彼はすでにとてもハイレベルな選手だが、選手は引退するまで良くなり続けなければいけない」と話し、自身の古巣でもあるチェルシーのストライカー起用法に物申した。

「試合の中でルカクのスイッチが入る必要のある時間帯があるが、それを除いても彼はピッチ上のどこでも相手にダメージを与えることができる。対峙するのに難しいフォワードの1人だ。彼のようなセンターフォワードがいるなら利用する必要があるが、チェルシーが使い方をしっかりと理解しているとは思わない」

「昨シーズン、彼らには適切なセンターフォワードがいなかったから、ポジションのローテーションを行ったりしていた。だが、彼は攻撃面の真の基点になり得る選手だ。彼らがルカクの使い方を理解することができれば、今シーズンのチャンピオンズリーグで勝ち進めるチームになれる」

「彼はとても特殊なストライカーだ。ルカクをボックス内に入れればとても危険だ。しかし、中盤で起用しても、彼は驚く程に素早い。このようにターゲットマンにもなれて、中盤から走り込めることのできる選手を探すことはとても難しい。アーリング・ハーランドからも見て取れる特徴だ」

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