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長崎が愛媛撃破で3連勝&3位キープ! 5戦5発の19歳FWは脳振とうで交代に

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長崎が2-0で愛媛に勝利

[10.10 J2第33節 愛媛0-2長崎 ニンスタ]

 J2第33節が10日に開催され、暫定5位のV・ファーレン長崎はアウェーで22位愛媛FCを2-0で下した。3連勝で7戦負けなし(5勝2分)とし、前節終了時点での3位および2位京都サンガF.C.との勝ち点差9をキープ。最下位の愛媛は2試合ぶりの黒星となった。

 敵地に乗り込んだ長崎は前半4分に均衡を破る。DF新里亮が自陣からロングパスを送り、FWエジガル・ジュニオが競ってボールがこぼれると、拾ったMF澤田崇がPA内右へ。マイナスの折り返しにFW植中朝日が右足で合わせ、ゴール左に流し込んだ。

 植中は9月14日の第25節延期分・山形戦(○5-1)でJリーグ初得点を含むハットトリックの活躍を見せ、2試合を挟んだ今月2日の第32節・京都戦(○2-0)でもゴールを奪取。今節の得点により、直近5試合で5ゴール目となった。

 好調を維持する19歳FWの一発で先制した長崎は、後半も次々と相手ゴールを襲う。後半18分に植中が脳振とうで交代するアクシデントがあったものの、同33分に追加点を挙げた。

 右サイドのDF毎熊晟矢がドリブルで攻め上がり、MF名倉巧に預けてPA内右へランニング。名倉のリターンパスがDFにカットされ、そのこぼれ球に自ら反応した名倉が左足でシュートを放つ。GKに当たって高く上がったボールをヘディングで押し込み、今季2得点目をマークした。

 長崎は最後まで安定したゲーム運びを披露し、2-0で完封勝利。逆転昇格を目指し、次節はホームで4位アルビレックス新潟と対戦する。

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