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田中碧は試合前日にチーム練習再開も「選択肢に入る」…デュッセルドルフ監督、HSV戦での起用を示唆

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 ブンデスリーガ2部デュッセルドルフは現地時間16日に行われる第10節でハンブルガーSV(HSV)と対戦する。クリスティアン・プロイサー監督は14日、試合に向けた会見で日本代表MF田中碧についても言及した。

 現在勝ち点11で12位のデュッセルドルフは勝ち点14で7位のHSVとアウェーで対戦。4万人の動員が許されるこの一戦について、会見で「楽しみにする」と語ったプロイサー監督は今回のインターナショナルウィークで活動したメンバーたちの状態にも言及している。

 その中で、先日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア代表戦で初ゴールも記録した田中の状態についてこのように語った。

「各代表の選手たちもみんな戻って来た。長距離移動のアオだけまだ今日のチーム練習に参加していない。彼は今日個人メニューを消化し、明日からフルで練習を再開する予定だ。それでも土曜日の試合では彼は選択肢に入る」

 一方、デュッセルドルフはこの日、日独ハーフのU-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大がPCR検査で陽性反応が確認されたため、自宅隔離を余儀なくされることを報告。同監督は2回の接種を受けたと言われる同選手について「喜ばしいニュースではない。だが、一番大事なのはシンタがさほど苦しんでいないこと。電話で話したが症状は軽く、比較的良い状態のようだった」と伝え、「もちろん今週末は欠場となるが、その事実は(同じく新型コロナウイルス感染症の)アンドレ・ホフマンと同様に受け止めなければならない」と続けた。

 なお、アペルカンプはU-21ドイツ代表では、先月にトルコのA代表に就任のシュテファン・クンツ前監督の後任となったアントニア・ディ・サルボ新監督の下ではまだ出番を得られず。7日に行われたU-21ユーロ予選のイスラエル戦はベンチに置かれると、12日のハンガリー戦を前にチームを途中離脱していた。

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