レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ベルギー代表FWエデン・アザールを起用しない理由を明かしている。英紙『エクスプレス』が伝えた。

　ラ・リーガ第10節終了時点で7試合に出場しているアザールだが、先発は4試合に限られ、バルセロナとのクラシコでは出場機会が訪れることなく、ベンチで90分間を終えている。

　アザールを重宝していないアンチェロッティ監督は、「彼は4-3-3の左や、4-4-2のトップか、その後ろでもプレーできる」と説明すると、「アザールはプレーする準備ができているが、問題は彼ではない他の選手を好むコーチ(自身)がいるということだ」と続けている。

「彼は怪我が多く、マドリードでスターの地位を確立していない。だが、少しずつベストな状態に戻っており、今季は彼のベストな状態が見られ、今よりもプレー機会を増やすと確信しているよ」

　そして、「アザールにはクオリティやモチベーション、すべてが備わっている」と話しつつ、「でも彼は現状に耐える必要がある。コーチが他の選手を好むこともあるからね」と答えた。

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