beacon

10人エルチェにまさかの失点も…R・マドリーが2試合ぶり白星! “得点力開花”ビニシウスがまた2ゴール

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWビニシウス・ジュニオール

[10.30 ラ・リーガ第12節 エルチェ 1-2 R・マドリー]

 ラ・リーガは30日、第12節を行い、レアル・マドリーエルチェに2-1で勝利した。得点力が開花中のFWビニシウス・ジュニオールが今季公式戦で3度目となる2得点の大活躍。2試合ぶりの白星で、再び首位に浮上した。

 R・マドリーは27日に行われたオサスナ戦(△0-0)から中2日での連戦。今季ここまで9ゴールのFWカリム・ベンゼマがベンチから外れ、3トップの中央にはFWマリアーノ・ディアスが今季初めて起用された。

 エース不在の中でなかなか攻撃の形をつくれないR・マドリーだったが、前半15分にはさらなるアクシデントが襲った。右ウイングで起用されたFWロドリゴ・ゴエスがゴール前でシュートを放った直後、左脚に違和感を訴えながらベンチに向かうと、そのままピッチに戻ることができず。FWマルコ・アセンシオとの交代を迫られた。

 ところが前半22分、先に試合を動かしたのはR・マドリーだった。相手の縦パスを奪ったMFカゼミーロが前線にクサビのワンタッチパスを入れると、マリアーノがトリッキーなヒールパスで左サイドへ展開。これを受けたビニシウスがゴール前に攻め込み、落ち着いてゴール右隅に流し込んだ。

 もっとも、その後もエルチェがボールを握るシーンが長く、前半31分には左サイドからのクロスに合わせたFWルーカス・ペレスが惜しいボレーシュート。R・マドリーにとっては決して良い展開とはいえない流れでハーフタイムを迎えた。

 それでも後半18分、エルチェはMFトニ・クロースへのスライディングでMFラウール・グティに2枚目のイエローカードが提示され退場。すると同28分、R・マドリーはMFルカ・モドリッチからのスルーパスに抜け出したビニシウスが鋭い加速からループシュートを流し込み、リードを2点に広げた。ビニシウスは今季7ゴール目。得点ランキングで首位のベンゼマに続く2位に浮上した。

 危なげなく試合を進めるかと思われたR・マドリーは後半40分、カゼミーロの自陣での横パスをMFダリオ・ベネデットにカットされるというまさかのミス。このボールをFWペレ・ミジャに決められ、1点差に詰め寄られた。しかし、そのまま試合は終了。R・マドリーはバルセロナとのエル・クラシコ以来、2試合ぶりの白星を手にした。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP