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南野、麻也、冨安、古橋も…森保Jの11選手がロシアで足止め、前々日練習に参加できず

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難しい起用法を強いられる森保一監督

 カタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日・ハノイ)を2日後に控える日本代表に、異例のトラブルが立ちはだかった。欧州組11選手が乗るチャーター機が給油地のロシアで足止めされ、当初9日午前の予定だったベトナム入りが大幅に遅延。同日の全体トレーニングには間に合わず、10日の前日練習のみで調整することが決まった。

 チャーター機に乗るのはGK川島永嗣、DF吉田麻也、DF板倉滉、DF冨安健洋、MF原口元気、MF伊東純也、MF南野拓実、MF守田英正、MF鎌田大地、MF堂安律、FW古橋亨梧の11選手。いずれも7日に所属先のリーグ戦を終えて、オランダ発のチャーター便でベトナム入りを目指していた。

 日本サッカー協会(JFA)の広報担当者によると、現地時間9日午前の予定だったベトナム入国は同日夜にずれ込む予定。夕方の全体トレーニングには間に合わなかった。11選手は入国後、新型コロナウイルスの検査を受け、陰性が判明し次第ジムで汗を流すという。

 ベトナムでは現在、新型コロナウイルスの検疫対策で国際便が大幅に減便中。8日までにベトナム入りした欧州組も日本経由での移動を強いられるなど、すでに大きな影響が出ていた。

(取材・文 竹内達也)
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