アストン・ビラは11日、元イングランド代表のスティーブン・ジェラード氏(41)が新監督に就任したことを発表した。

　アストン・ビラは7日、成績不振でディーン・スミス前監督を解任し、その後任としてジェラード氏が有力候補と噂されていた。スコティッシュ・プレミアシップのレンジャーズ監督を退任し、正式にアストン・ビラ新監督に就任。指導者としてプレミアリーグ“復帰”が決まり、クラブ公式サイトを通じて、「アストン・ビラはイングランドサッカー界において、豊かな歴史と伝統を持つクラブであり、監督に就任することを非常に誇りに思う」と喜びを語っている。

　ジェラード氏は現役時代、1998年から17年間にわたってリバプールでプレーしたレジェンドで、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーで2016年に現役を退いた。引退後はリバプールのアカデミーでコーチや監督を務め、2018-19シーズンからレンジャーズを指揮。昨季はセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げ、監督としての初タイトルを獲得していた。

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