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コンテ、好不調の波が激しいケインを信頼。契約延長進まないロリスにも言及

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指揮官がFWハリー・ケインを信頼

 トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、FWハリー・ケインへの信頼を強調している。

 今夏の移籍市場で去就が注目を集めたケイン。昨季終了後に、トッテナムの首脳陣に対して退団の意思を伝えており、マンチェスター・シティへの移籍が噂されていた。

 最終的にはトッテナム残留が決定したケインだが、ヨーロッパカンファレンスリーグでは5試合6ゴールを奪う活躍を見せながらも、プレミアリーグでは12試合1ゴールと調子の波が大きい。

 しかしコンテ監督は、『スカイ・スポーツ』でケインへの信頼を強調。得点を奪えなくとも、ケインのプレーがチームに好影響を与えているとの考えを示した。

「ハリーは、自分が得点しなくてもチームが勝利できれば幸せだと考えているはずだ。われわれにしても、ハリーにしてもトッテナムが一番だからね」

「得点チャンスを多く作ることが重要で、その面に関しては改善できている。これからハリーが、より多くのゴールを奪うと信じている。ストライカーならば得点したいと思うことは当然だ。彼に多くのチャンスを与えたいと思っている。今はチームとして正しい道を歩んでいる」

 さらにコンテ監督は、今夏に契約満了を迎える守護神のGKウーゴ・ロリスについてもコメントした。MLSへの移籍が噂される同選手は、1月に入ると他クラブとの交渉が可能となる。

「私はまだこのクラブに到着したばかりだ。たった1か月だ。まだまだ解決すべき多くの問題がある。ウーゴはチームのキャプテンであり、フランス代表のキャプテンだ。トップレベルのGKについて話をしている」

「ただ、今の彼はチームに集中していて、ベストを尽くしてくれている。私の経験から、彼はトッテナムにとって重要な選手だ。長年にわたって優れたGKであることを証明してきた。さらにクラブに対して、とても大きなコミットメントを示してくれている」

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