名古屋グランパスは13日、MF前田直輝(27)がオランダ1部のユトレヒトに期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間は22年6月30日までの半年間。前田にとっては初の海外挑戦となる。

　1994年生まれの前田は東京ヴェルディの育成組織出身。2012年に東京VのトップチームでJ2デビューを果たすと、15年に松本山雅FCでJ1初出場となった。16〜17年の横浜F・マリノス所属を経て、18年には松本に復帰したが、同年夏に名古屋に加入した。今季はキャリアハイの34試合出場を果たした。

　前田はクラブを通じて「このたび、オランダリーグのFCユトレヒトへ期限付き移籍することになりました。27歳で初めての海外移籍となりますが、即戦力として結果を残す強い覚悟を持って挑戦してきます。少しでも世界の頂上を目指して、自分のプレー同様に積極的に仕掛けていきたいと思います!」と意気込みをアピール。「今年は、プロとして初めてのタイトルを獲ることができ、グランパスを応援して頂いている皆さんと喜びを分かち合えたことは本当に幸せでした。本来なら、皆さんの前で直接ご挨拶させて頂きたかったのですが、叶わずとても残念です。
4年間頂いた熱い応援を胸に頑張ってきます!前田直輝を引き続き応援して頂けると嬉しいです!名古屋グランパスに関わる全ての皆さまありがとうございました、行ってきます!」とメッセージを送っている。

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