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出場校チーム紹介:堀越高(東京A)

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昨年度の8強超えを狙う堀越高

第100回全国高校サッカー選手権

堀越高(東京A)

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▼全国大会日程
1回戦 2-1 高知高(高知)
2回戦 0-1 長崎総合科学大附高(長崎)
■出場回数
2年連続4回目
■過去の最高成績
8強(20年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場4回(最高成績2回戦)
■監督
佐藤実
■主将
MF宇田川瑛琉(3年)
■今季成績
[インターハイ](都4強)
準決勝 2-3(延長)帝京高
[リーグ戦]
都1部5位(6勝2分5敗)
[関東大会](都1回戦敗退)
1回戦 0-0(PK0-3)東海大菅生高

■予選成績
2回戦 3-0 保善高
準々決勝 1-0 東京実高
準決勝 1-0 成立学園高
決勝 4-2 國學院久我山高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
    伊東來  高谷遼太

山口輝星         古澤希竜
 日隠ナシュ大士 宇田川侑潤
       
中村ルイジ        久保木舜稀
   宇田川瑛琉 渡部美紗哉

       菅野颯人

[決勝メモ] 
 2年ぶりの選手権出場を狙う國學院久我山高との決勝は序盤、ボールを握られたものの、10分、MF古澤希竜(3年)の縦突破、折り返しからMF山口輝星(3年)が先制ゴール。コンパクトな陣形を維持した守備と相手を見ながらのパスワークで主導権を握る堀越は、23分にも右CKをFW高谷遼太(1年)が打点の高いヘッドで決めて2-0とする。31分にもカウンターから山口が鮮やかに決めて3-0。対する國學院久我山は後半12分、交代出場FW塩貝健人(2年)がスルーパスで抜け出し、追撃ゴール。さらに20分、左CKから同じく交代出場FW鹿取駿也(2年)が頭で決めて1点差とした。だが、堀越はここで踏ん張り、リードを守って迎えた40+3分にカウンターから古澤が決めて4-2。2連覇を達成した。

■予選取材記者(編集部・土屋)チーム紹介
“昨年超え”狙う東京王者
 昨年の選手権準々決勝で青森山田高(青森)に0-4で完敗した日から、今年のチームはスタートしている。「全国の基準というのを肌で実感したので、それは常に忘れちゃいけないことで、心の中にしまっておくべきかなと思ってきました」とはキャプテンのMF宇田川瑛琉(3年)。1年を掛けて培ってきた“基準”を、再び全国の舞台にぶつける機会を得た。攻撃のポイントは右のMF古澤希竜(3年)、左のDF中村ルイジ(3年)の突破力。彼らが仕掛けるアタックを、MF山口輝星(3年)、高校からFWを始めた高谷遼太(1年)らが仕上げる。また、ボランチの宇田川瑛、CB宇田川侑潤(3年)の“宇田川ブラザーズ”が守備面ではチームに1本の軸を通しており、GK菅野颯人(3年)とCB渡部美沙哉(3年)の3年生コンビが発揮する安定感も語り落とせない。選手主導のボトムアップ理論を導入する中で、佐藤実監督は「彼らに一番いいものを提示してあげられるのが監督の仕事なので、それは本気でもがかなくてはいけないだろうなと。自分たちの納得した形にしてあげないととは凄く思っています」と選手たちと一緒にチームの方向性を模索してきた。その集大成が今大会。堀越高が真剣に“昨年超え”を狙う。
■予選取材記者(編集部・土屋)注目選手
ドリブルの切れ味は全国トップクラス
MF古澤希竜(3年)
「右サイドを切り裂くドリブルは間違いなく全国クラス。『エースとしてチームを勝たせる仕事をしないと10番を背負っちゃいけないと思う』と語る10番は、兄も背負った思い入れのある番号だ」

“柔らかいリーダーシップ”で牽引
MF宇田川瑛琉(3年)
「チーム戦術、選手交代も含めた采配の決定権はこのキャプテンに委ねられている。決して多弁ではないが、『発信することは自分の強み』と言い切る“柔らかいリーダーシップ”で堀越を牽引する」

DF起用でもゴールへ
DF中村ルイジ(3年)
「昨年の選手権でもゴールを決めたアタッカーは、左SB起用が濃厚。元々はFWだけあって『攻撃では点を獲らないといけないというのが自分の中である』というマインドで、ゴール前にも果敢に飛び込んでいく」
■過去の全国大会成績
【20年度 第99回(8強)】
2回戦 1-1(PK4-3)大社高(島根)
3回戦 2-0 丸岡高(福井)
準々決勝 0-4 青森山田高(青森)
【91年度 第70回(3回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK4-3)荒尾高(熊本)
2回戦 1-0 米子工高(鳥取)
3回戦 0-5 武南高(埼玉)
【89年度 第68回(3回戦敗退)】
2回戦 3-0 那覇西高(沖縄)
3回戦 0-2 山城高(京都)
■登録メンバーリスト
1 GK 菅野颯人(3年=調布FCジュニアユース)
12 GK 野中慧太(3年=新座市立第二中)
21 GK 吉富柊人(1年=三菱養和SC調布ジュニアユース)
2 DF 久保木舜稀(2年=GA FC U-15)
3 DF 高尾祐吏(2年=SC相模原ジュニアユース)
4 DF 渡部美紗哉(3年=ARTE八王子FC)
5 DF 宇田川侑潤(3年=浦和レッドダイヤモンズジュニアユース)
18 DF 中村健太(1年=FC東京U-15むさし)
23 DF 市川星空(2年=大田区立出雲中)
26 DF 越智勇人(3年=インテリオールFC)
27 DF 水沼太陽(3年=日大三中)
29 DF 塚原拓哉(2年=JACPA BOBBIT TOKYO FC)
30 DF 荒畑創哉(2年=調布FCジュニアユース)
6 MF 宇田川瑛琉(3年=東京ヴェルディジュニアユース)
7 MF 東舘大翔(2年=柏レイソルU-15)
8 MF 日隠ナシュ大士(2年=FC東京U-15深川)
10 MF 古澤希竜(3年=FC多摩ジュニアユース)
11 MF 伊東來(3年=東京ヴェルディジュニアユース)
13 MF 原口和(3年=FC多摩ジュニアユース)
14 MF 山口輝星(3年=三菱養和SC調布ジュニアユース)
15 MF 中村ルイジ(3年=調布FCジュニアユース)
17 MF 吉年穣(2年=川崎フロンターレU-15)
20 MF 吉荒開仁(1年=東京武蔵野シティFC U-15)
22 MF 笹川陽(3年=東京・小山FC)
24 MF 小林宏太(3年=FC Consorte)
25 MF 内田凜(2年=PELADA FC)
28 MF 水沼空輝(3年=日大三中)
9 FW 青木詩童(3年=CHUO SPORTS ACADEMY U-15)
16 FW 五十嵐悠(2年=FC府中U-15)
19 FW 高谷遼太(1年=VERDY SS AJUNTジュニアユース)
※メンバーはJFA参照

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