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「戦争は答えではない」シェフチェンコ氏、ウクライナの現状に悲痛な声

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アンドリー・シェフチェンコ氏

 ウクライナの英雄アンドリー・シェフチェンコ氏がロシア軍による祖国の侵攻を受け、悲痛な胸の内を明かした。

 シェフチェンコ氏はウクライナ代表として111試合48得点の最多得点記録を保持し、代表監督も務めたレジェンドが25日、自身のインスタグラム(@andriyshevchenko)を更新。「今日の早い時間にロシアによる本格的な戦争が始まった。私の仲間や家族が危険にさらされている」。現状をそう伝えたうえで、「ウクライナとその国民は、平和と領土保全を望んでいる。どうか我々の国を支援し、ロシア政府に彼ら侵略と国際法違反を阻止するよう呼びかけてほしい」と訴えた。

「我々は平和だけを望んでいる。戦争は必要ない。戦争は答えではない」

 シェフチェンコ氏はウクライナのキエフ州出身。現役時代はミランやチェルシーなどで活躍し、“ウクライナの矢”と呼ばれ人気を博した。04年にはバロンドールを受賞。09年に復帰した古巣ディナモ・キエフで12年7月に現役を引退した。その後は16年7月からウクライナ代表の監督を5年間務め、昨夏の欧州選手権はチームをベスト8に導いた。

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