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バルセロナが3戦連続4ゴールでビルバオに大勝! オーバメヤン連発弾、デンベレ1G2A、デパイ復帰ゴールなど充実の内容

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バルセロナがビルバオに快勝

[2.27 ラ・リーガ第26節 バルセロナ 4-0 ビルバオ]

 ラ・リーガ第26節が27日に行われ、5位バルセロナは本拠地カンプ・ノウに8位ビルバオを迎え、4-0で快勝した。リーグ戦2連勝で10試合負けなし(6勝4分)。公式戦では3試合連続4ゴールで今季初の3連勝となった。

 バルセロナは24日に敵地で開催されたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ第2戦のナポリ戦(○4-2、2戦合計5-3)から中2日。堅守ビルバオを相手にボールを握りながらも決定機を作れない状況の中、セットプレーでゴールをこじ開けた。

 前半37分の左CKで出場停止明けのDFダニエウ・アウベスが右足でクロスを供給。ニアで合わせたDFジェラール・ピケのヘディングシュートはクロスバーに当たるが、跳ね返りをファーのFWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足のボレーで押し込んだ。

 オーバメヤンはハットトリックを達成した20日の前節バレンシア戦(○4-1)に続く2戦連発弾となり、加入後4ゴール目を記録。24日のELナポリ戦を含め、公式戦では直近3試合で5得点目となった。

 前半を1-0で折り返すと、後半18分には高い位置でボールを奪ったFWフェラン・トーレスがフリーでペナルティエリア内中央に進入。しかし、右足で打ったシュートはGKウナイ・シモンにセーブされた。

 なおも攻め込むバルセロナは後半22分、MFガビに代えてMFフレンキー・デ・ヨング、F・トーレスに代えてFWウスマン・デンベレを投入する。

 すると後半28分、中央のF・デ・ヨングが左サイドへワンタッチパス。フリーで受けたデンベレがペナルティエリア内左で縦に持ち出し、角度のない位置で左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール天井に突き刺さった。

 デンベレは今季ラ・リーガ初得点をマーク。6月に契約満了を迎える中で契約延長オファーを断り、今冬の移籍も実現しなかったことから、出場時にスタンドからはブーイングも聞かれたが、一気に大歓声へと変えた。

 2点リードのバルセロナは後半37分にFWアダマ・トラオレを下げ、負傷明けのFWメンフィス・デパイを起用する。さらに同42分、MFニコ・ゴンザレスとFWルーク・デ・ヨングをピッチへ送り出すと、同45分に右サイドのデンベレのクロスからL・デ・ヨングがヘディングでネットを揺らした。

 L・デ・ヨングの今季5得点目で3-0としたバルセロナの勢いは止まらない。後半アディショナルタイム3分には再び右サイドからデンベレが好クロスを供給し、デパイが右足でゴールを奪取。自ら復帰を祝う今季9点目が生まれ、そのままバルセロナが4-0で勝利を飾った。

 今節を終え、消化試合が1つ少ないバルセロナは勝ち点45(12勝9分4敗)でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位。ビルバオは勝ち点37(9勝10分7敗)で8位となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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