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「理解できない」ELで対戦するガラタサライの現状にシャビ監督が驚き

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意気込みを語ったシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは10日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦でガラタサライをホームに迎え撃つ。シャビ・エルナンデス監督の前日会見でのコメントをクラブ公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)が伝えた。

 ナポリとの決勝トーナメントプレーオフを2戦合計5-3で制し、ラウンド16に進出したバルセロナ。直近の公式戦4連勝とラ・リーガ3連勝はいずれも今季初と、上り調子でガラタサライとの一戦に臨む。シャビ監督は敵地で開催される第2戦を見据え、まずは第1戦での必勝を誓った。

「ナポリで良い感触で試合を終えたように、明日(10日)は僕らのファンの前でそれを行なうことだ。良い結果が出ている僕らのスタイルを貫き、良い結果を出し続けることだ。トルコで勝つのは難しいだろう。明日の試合の目的は勝つことにある」

 歴代最多22回のスュペル・リグ(トルコ1部)制覇を誇る国内屈指の名門クラブは、今季ここまで20チーム中12位と苦戦。シャビ監督はガラタサライの現状に驚きを示しつつも、ELグループEを首位通過した実力を警戒する。

「今のガラタサライの順位は、歴史と顔ぶれを見たら理解できない。明日は手強いだろう。ラッツィオやマルセイユがいるグループで見事なヨーロッパリーグをこなしている。現況を抜け出すクオリティーがある。ドメネク(・トレント監督)は時間が必要だし、彼はとても良い友人なんだ」

 EL優勝に向けて順調に歩みを進めるバルセロナだが、シャビ監督は「優勝候補だとは思わない。僕らはこの大会を知らないし、制覇したこともない。過去に制覇しているセビージャのようなチームが優勝候補だろう。僕らは候補の1つだ。今が好調だからといっても、それをピッチで証明しなければならない。明日も日曜日(13日のラ・リーガ第28節オサスナ戦)も新たなテストだ」と地に足をつけた。

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