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U-21日本代表選出の内野貴史、指揮官はデビュー戦を高評価「良いプレーを見せてくれた」「今週も帯同させている」

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DF内野貴史

 ブンデス2部デビューを果たし、U-21日本代表に選出されたデュッセルドルフセカンドチーム(U-23)所属のDF内野貴史が今週もトップチームに帯同している。ダニエル・ティウネ監督がクラブ公式サイトを通じて伝えた。

 デュッセルドルフは12日に行われたリーグ戦第26節パーダーホルン戦(△1-1)を前に、監督らスタッフ複数人と選手14人が新型コロナウイルスに感染。選手が足りない危機的な状況を、内野らU-23チーム所属の選手たちを補充することで切り抜けていた。

 中でも内野とMFティム・ケーテルは先発出場でチームの勝ち点奪取に貢献。この試合を自宅のパソコンで見ていたという指揮官は、第27節ハンブルガーSV戦前の記者会見でU-23チームの選手たちに言及し、内野、ケーテルの名前を挙げて2人を評価している。

「ベンチにいた(U-23の)選手たちは自分たちの力を発揮する機会がなかったので、チームに戻ってもらうことにした。内野貴史とティム・ケーテルは試合に出場し、2人とも良いプレーを見せてくれた。だから、今週もトップチームに帯同させている」

 週初めから続々と新型コロナ感染から選手たちが戻ってくるなか、2人はトップチームに残留。HSV戦に向けてトレーニングでアピールを続けている。ティウネ監督は次節のメンバーについて、「私はパーダーホルン戦を単独で見て評価する。誰がメンバーに入るかは土曜日にわかる」とした。

 ブンデス2部デビュー戦で積極的なプレーを見せていた内野は、パリ五輪を目指すU-21日本代表にも選出。自身初の“日の丸”を背負い、今月23日からUAE・ドバイで開催されるドバイカップに参加することが決まっている。


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