[3.24 W杯最終予選 日本2-0オーストラリア シドニー]

　日本代表は7大会連続のワールドカップ出場が決定。DF吉田麻也は試合後のフラッシュインタビューで「もうちょっと代表でプレーできる」と喜びを語った。

　勝てば7大会連続のW杯出場が決まる2位日本。一方で、後がない3位オーストラリアは勝利を狙う。前半はオープンな展開も、日本はハーフタイムで修正。後半からは組み立てながら攻撃も膠着状態に。だが、終了間際にMF三笘薫が2得点を挙げ、本大会出場が決まった。

　苦しいアジア最終予選を勝ち抜いた。プレッシャーから解放された吉田は「ホッとしています。いやもう、これでとりあえずもうちょっと代表でプレーできるなと思いました」と語った。

　戦い方は冷静だった。ハーフタイムから日本は試合を優位に運ぶ。「データで相手が後半落ちてくるとわかっていた。田中選手、遠藤選手、守田選手がうまく絡んでくれて、相手をいなして、最終的には攻め込まれる時間になりましたけど、0-0まで行ったことで相手の後ろにスペースができて、三笘選手がうまく点を決めてくれてよかったです」。最後方からサポートしながら、仲間たちの活躍を見守った。

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