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シャビ監督が神采配! 降格圏レバンテに苦戦のバルサ、途中出場選手の躍動で劇的勝利

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バルセロナが劇的勝利

[4.10 ラ・リーガ第31節 レバンテ 2-3 バルセロナ]

 ラ・リーガ第31節が10日に行われ、2位バルセロナは敵地で19位レバンテに3-2で競り勝った。リーグ戦7連勝を飾り、15試合負けなし(11勝4分)。首位レアル・マドリーと12ポイント差、3位セビージャと同勝ち点の2位をキープした。

 バルセロナは7日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦フランクフルト戦(△1-1)でDFジェラール・ピケが負傷したため、今節はDFロナルド・アラウホとDFエリック・ガルシアのセンターバックコンビでスタート。前半をスコアレスで折り返すと、ハーフタイム明けに失点を喫してしまう。

 レバンテは後半5分、ペナルティエリア内左でDFソンがDFダニエウ・アウベスに倒され、PKを獲得。同7分にキッカーのFWホセ・ルイス・モラレスが右足でゴール右に沈め、先制に成功した。

 さらに後半10分、右CKからの競り合いでFWロヘル・マルティがE・ガルシアのファウルを受け、再びPKをゲットする。キッカーを務めたのはマルティ。右足でゴール左を狙うも、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに止められた。

 ピンチをしのいだバルセロナは直後の後半11分にMFペドリとMFガビを投入。すると同14分、ペドリからパスを受けたFWウスマン・デンベレがペナルティエリア内右から左足でクロスを送り、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがヘディングでゴール右に叩き込んだ。

 オーバメヤンの今季リーガ8得点目で同点に追い付いたバルセロナは、勢いそのままに逆転する。後半18分、ガビがドリブルでボックス内右に進入し、マイナスにパス。ペドリが右足のダイレクトシュートをゴール左隅に流し込み、2-1とした。

 しかし、試合はこれで終わらない。後半37分、レバンテのFWダニ・ゴメスがペナルティエリア内左からカットインしたところで途中出場DFクレマン・ラングレに倒され、またしてもPKを得る。キッカーを任されたのはFWゴンサロ・メレロ。同38分に右足でゴール左に決め、2-2とゲームを振り出しに戻した。

 それでも後半アディショナルタイム2分、左サイドのDFジョルディ・アルバが左足でクロスを供給し、投入直後のFWルーク・デ・ヨングがヘディングシュート。左ポストをかすめてネットを揺らし、バルセロナが3-2と再び勝ち越す。シャビ・エルナンデス監督が交代策を次々と的中させ、劇的な展開で勝利を収めた。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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