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京都が大逆転勝利! 札幌に序盤2点ビハインドも…福岡慎平、中野桂太、マルティノスの3連弾でルヴァン杯2勝目

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京都反撃の1点目を挙げたMF福岡慎平

[4.13 ルヴァン杯GS第4節 京都 3-2 札幌 サンガS]

 ルヴァンカップのグループC第4節が13日に行われた。京都サンガF.C.北海道コンサドーレ札幌の対戦は、京都が3-2で勝利。序盤に2失点を喫したが、その後3得点を奪い、逆転勝利を飾った。

 札幌ホームで行われるはずだった同カードの第3節はコロナ禍の影響で中止に。京都ホームの第4節が先に行われた。試合は序盤から動く。札幌は前半2分、MF青木亮太からパスを受けたMFドウグラス・オリヴェイラの右足シュートは、この試合で今季加入後初出場となるGKマイケル・ウッドに阻まれる。しかし、PA右にこぼれたボールをMFルーカス・フェルナンデスが打ち抜く。ゴールに突き刺し、先制点を奪った。

 札幌はさらに前半20分、L・フェルナンデスが右CKを蹴り、DF岡村大八がヘディングシュート。ゴールネットを揺らし、早々に2-0と点差を広げた。

 一方、チョウ・キジェ監督が新型コロナウイルス検査で陽性判定となって欠場している京都。前半24分に反撃に出る。DF長井一真がPA右からクロスを上げるが、相手選手にブロックされる。しかし、PA手前にボールが流れたところを、MF福岡慎平が豪快に右足で打ち抜く。鋭い弾道をゴールに突き刺し、1-2と点差を縮めた。

 勢いに乗りたい京都だが、アクシデントが襲う。前半28分、FW田中和樹が脳しんとうを訴え、プレー続行不可能となる。交代枠を使わない脳しんとうによる交代ルールにより、田中に代わってMF中野桂太が入った。

 その後は互いにシュートを撃ち合う。しかし、得点は動かず、札幌の2-1のリードのままで後半に折り返した。

 京都は後半に攻勢を強める。すると、緊急出場ながら巧みなパスでチャンスを作っていた19歳中野が躍動。後半26分、途中出場のマルティノスがPA右を突破する。切り返しからファーサイドに飛ばすと、中野が左足ボレーを叩き込む。プロ初ゴールで2-2の同点にした。

 京都はさらに勢いを加速。後半30分、ロングカウンターからマルティノスがパスを受ける。PAライン付近から左足シュートを放ち、ゴール左隅に流し込んだ。立て続けの得点で、京都が3-2と試合をひっくり返した。

 京都はそのまま点差を守り切り、3-2で試合終了。2点ビハインドから逆転に成功し、2勝1分で単独首位に立った。

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