beacon

田中碧は2戦連発ならず…室屋成との日本人対決はスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF田中碧は2戦連発ならず

[4.16 ブンデスリーガ2部第30節 ハノーファー 0-0 デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は16日に各地で第30節を行い、DF室屋成が所属する14位ハノーファーはホームでMF田中碧が所属する13位デュッセルドルフと対戦し、0-0で引き分けた。ベンチスタートとなった室屋は後半から途中出場。田中は先発出場すると、ボランチでプレーした。

 前節のハンザ・ロストック戦(○3ー0)で加入後初得点を挙げた田中は、試合序盤にレッドカードを誘発する。前半16分、相手コーナーキックがファーサイドに流れると、そのボールを拾ったMFハリド・ナライが田中に預ける。自陣右サイド深い位置でボールを受けた田中は、顔を上げるとそのまま前線のFWロウベン・ヘニングスへロングフィード。渡ればGKと一対一の状況でハノーファーDFニクラス・フルトは堪らずファールで止めてしまい、主審は退場を命じた。

 1人少ない状況となったハノーファーは後半開始とともにMFセバスチャン・シュトルツェに替えて室屋を投入し、陣形のバランスを取る。デュッセルドルフはその相手に攻め込む時間が続くも1点が遠い。試合はスコアレスでタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合っている。

 室屋は途中出場で無失点に貢献。田中は積極的な攻撃参加を見せるも2戦連発とはならなかった。ハノーファーは3試合負けなしで暫定14位を維持。デュッセルドルフは9戦無敗で順位を1つ上げている。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集

TOP