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南野起用など大胆ターンオーバーで勝利のクロップ監督「ガレージにフェラーリがあるようなもの」

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選手たちを称えたユルゲン・クロップ監督

 リバプールは17日、プレミアリーグ第37節でサウサンプトンのホームに乗り込み、2-1で勝利を収めた。ユルゲン・クロップ監督は大幅なターンオーバーでつかんだ勝ち点3について「ガレージにフェラーリがあるようだ」と選手たちを称えている。イギリス『ディス・イズ・アンフィールド』が伝えた。

 3日前のFAカップ決勝でPK戦の末にチェルシーを破っていたリバプールのクロップ監督は、今節のサウサンプトンで9人の先発メンバーを変更。チームは序盤に先制を許したが、久々にスタメン出場したFW南野拓実のゴールで前半のうちに追いつくと、後半にはDFジョエル・マティプが決めて逆転勝利を飾った。

 指揮官は「選手たちのパフォーマンスにはとても喜んでいる。正直言って、ちょっと感動的だった」と振り返り、称賛の言葉を続ける。

「今回の選手たちを見ていると、ガレージにフェラーリがあるようなものだ。ハービー(・エリオット)、カーティス(・ジョーンズ)、タクミ・ミナミノ、オクスレイド(・チェンバレン)は普段プレーしていないのに、抜群の調子を誇っている」

「(出場機会が限られているのは)選手たちにとって本当につらいことだが、今年ここまでやってこれたのは、このグループのおかげだ。格別だよ。今夜、彼らはそれを示してくれた」

 プレミアリーグは残り1試合となり、首位マンチェスター・シティと2位リバプールのポイント差はわずか「1」。最終節ではシティがアストン・ビラ、リバプールがウォルバーハンプトンといずれもホームで対決する。

 クロップ監督は運命の一戦に向けて「まず自分たちの試合に勝たなければならない。十分難しいことだ。このシーズンの後半戦は本当にいろいろなことがあった。もし私たちがチャンピオンになったとたら、それにふさわしいことはしてきたと思う」と語った。

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