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「うまくいってよかった」AZが逆転勝利でECL出場権を掴む、菅原は途中出場…日本代表招集の21歳

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DF菅原由勢は途中出場

 オランダ・エールディビジは29日、来季ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場権を懸けたプレーオフ決勝を行った。DF菅原由勢が所属するAZフィテッセに6-1で勝利。26日の第1戦は1-2で敗れていたが、2試合合計7-3で逆転し、来季のECL出場権を手にした。

 AZは前半3分からコンスタントに得点を挙げ、3-0で後半に折り返す。後半に入っても後半7分、30分と追加点を挙げた。33分に1点を返されるが、44分にダメ押しの6点目。6-1で来季の欧州カップ出場を決めた。

 ひざが万全でなかったという菅原は、後半36分から途中出場し、勝利をピッチに味わった。

 試合後には「あんまり今日は話すことないですよ(笑)。だっていい試合をしたし、見てのとおりやってきたことの成果が運良く最後に出せたので、すごくよかった。チーム全員が勝たなきゃいけないというプレッシャーの中で、自分たちがやらなきゃいけないことをやったというのがこの大きな勝利につながった」と振り返る。

 2019シーズンの加入から3年目が終了。今季はリーグ戦33試合に出場し、1得点4アシストを記録した。ホームで迎えた最終戦では、ひざの調子を見ながらベンチスタートとなった。

「監督とも今日は最後で大事な試合だからと、僕がプレーできることは伝えていた。監督もそれはわかっていて、試合の流れを見て、後半開始からでも、前半途中からでも行くとは話していた。でも、まあうまいことやってくれたので。うまくいったことがよかったなと思います」

 6月の日本代表戦にも招集された。怪我は詳細は言えないとぼかしつつ、帰国後の検査もほのめかす。「でも今日みたいにプレーもできているので、すぐ手術が必要というわけでもない。それは幸いかなと思います」と深刻なものではないことも明かした。

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