beacon

ブラジル代表が日本戦前日会見、チッチ監督「W杯にふさわしい2つのチームが対戦する」

このエントリーをはてなブックマークに追加

国立競技場で最終調整するブラジル代表

 6日のキリンチャレンジ杯で日本代表と対戦するブラジル代表が5日、試合会場の国立競技場で公式練習を行った。練習後の公式会見にはチッチ監督とともに、元ブラジル代表MFで横浜Fや柏、広島でも活躍したセザール・サンパイオ氏が分析担当コーチとして同席。チッチ監督は「W杯にふさわしい2つのチームが対戦すると捉えている」と指摘した。

 ロシアW杯は準々決勝でベルギーに敗れ、ベスト8敗退となったブラジル。日本はそのベルギーと決勝トーナメント1回戦で対戦し、2-0からの3失点で2-3の逆転負けを喫していた。当時もチームを指揮していたチッチ監督は「日本はベルギーとラウンド16で対戦したが、私が見たときは日本が2-0で勝っていた。あのままの結果になっていたら次の試合で日本とブラジルが対戦することになっていた。何が言いたいかというと、日本とブラジルはW杯で対戦するレベルの2つのチームであるということだ」と述べた。

 日本の印象について聞かれた指揮官は「日本の映像を見てしっかり分析している。そのためのスタッフがいて、その代表がサンパイオだ」としたうえで、サンパイオ氏に発言を促した。

 サンパイオ氏は「私たちが分析している日本代表はバランスの取れたチームだ。ディフェンスが強固で、名前を挙げるとすれば、吉田選手、長友選手、遠藤選手。攻撃面でも想像力のある選手がそろっていて、南野選手、伊東選手の名前を挙げたい。南野選手はテクニックの高い選手で、伊東選手は1対1に強く、スピードのある選手」と5人の日本人選手に言及。「明日は素晴らしいゲームになると思う。お互いにテクニックを駆使して勝利を目指すという似た特徴を持ったチーム。この試合を見た人はみんな幸せな気持ちになると思う」と対戦を待ちわびていた。

(取材・文 西山紘平)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP