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天皇杯4回戦から秋田新監督が町田を指揮か

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 来シーズンのJFL降格が決まった町田ゼルビアが、チーム再建へ向けて異例の監督人事を行うという。26日付けのスポーツニッポン紙によると、来季の監督就任が決定した元日本代表DF秋田豊氏が、現職である東京Vのコーチを辞任し、12月から町田の指揮を執る見込みだという。

 今シーズン、指揮を執っていたオズワルド・アルディレス監督は、責任を取る形で退任し、すでに帰国した。現在は下部組織を統括していた楠瀬直木氏が指揮を執っている。通常、新監督は新シーズンから指揮を執るものだが、天皇杯に懸ける町田の想いと、新天地に懸ける秋田氏の意気込みが、前倒し就任を実現させるようだ。秋田氏は、10年途中から京都の監督に就任。監督を務めるのは、そのとき以来となる。

 町田が12月14日に行われる天皇杯4回戦の対戦相手は、日本代表MF遠藤保仁、DF今野泰幸らを擁するG大阪だ。1年でのJリーグ復帰を目指す町田が、新監督を迎えた一戦で勝つことができれば、来季に向けて大きな弾みとなることは間違いない。天皇杯4回戦突破、そして来季への再出発に向けて、町田は早くも動き出した。

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