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INACは延長の末にリヨンに逆転負け、初代女王を逃す

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 国際女子クラブ選手権は25日に決勝を行い、なでしこリーグを連覇したINAC神戸と欧州女子チャンピオンズリーグ2連覇中のリヨンが対戦した。MFチ・ソヨンのゴールで先制したINACだったが、後半35分に同点ゴールを許すと、延長戦でPKを決められて万事休す。1-2で敗れたINAC神戸は、初代女王の座を逃した。

 立ち上がりから押し込まれたINAC神戸だったが、前半39分にMF川澄奈穂美のシュートがこぼれたところを、チ・ソヨンが左足で蹴り込んで、先制点を挙げた。後半も劣勢を強いられたINAC神戸は、粘り強い守備を見せていたが、35分にPA内でパスを受けたDFフランコに左足でゴールを決められ、試合が振り出しに戻った。そのまま試合は延長に突入する。迎えた延長後半2分、INAC神戸がPA内でDF甲斐潤子がファウルを犯し、PKを与えてしまう。これをリヨンのキャプテンであるDFボンパストルに決められ、1-2とリードされた。

 INAC神戸も同点ゴールを目指したが、得点できないまま1-2で試合終了のときを迎えた。なお、同日行われた3位決定戦では、日テレ・ベレーザがキャンベラ・ユナイテッドFC(オーストラリア)に4-3で競り勝った。後半ロスタイムにDF岩清水梓が挙げたゴールが決勝点となった。

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