beacon

広島がPK戦大逆転!!横浜FMとの元日決勝へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.29 天皇杯準決勝 F東京0-0(PK戦4-5)広島 国立]

 天皇杯の準決勝が29日に行われ、国立競技場ではFC東京サンフレッチェ広島の一戦が行われた。試合は広島が0-0から突入したPK戦を5-4で制して、6大会ぶりの決勝進出を決めた。決勝では横浜F・マリノスと対戦する。

 互いの集中した守りが光るゲームとなった。試合は均衡を保ったまま後半戦に突入。広島は15分、ゴール正面でFKを獲得すると、MF高萩洋次郎が直接狙う。しかしこれはGK塩田仁史が右手一本でセーブ。直後のCKからの波状攻撃も、FC東京の守備陣が集中した守りでかき出しゴールを割らせない。

 FC東京も後半19分、カウンターからFW渡邉千真が抜け出し左足シュートを放つ。だがこれもGK西川周作の顔面セーブに遭い、スコアを動かすことは出来なかった。

 試合はこのまま延長戦に突入した。しかしそれでも決着は付かず、勝敗の行方はPK戦にゆだねられることになった。

 3人目までで広島は2人が失敗したが、FC東京も4、5人目が西川のセーブに遭い、PK戦はサドンデスに突入。だが7人目の先攻FC東京のMF石川直宏が西川のセーブに遭うと、広島はFW野津田岳人が成功。大逆転で元日決勝の舞台に駒を進めた。

 日産スタジアムで行われたもう1つの準決勝では、横浜F・マリノスがサガン鳥栖を2-0で下して、21大会ぶりの決勝進出を決めた。後半41分にMF兵藤慎剛のゴールで先制すると、同アディショナルタイムにはMF中村俊輔のゴールでダメを押した。

 改修前最後の国立競技場での決勝は新年1月1日、14時にキックオフされる。

▼関連リンク
第93回天皇杯特設ページ
天皇杯準決勝LIVE速報

TOP