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鹿島が天皇杯3回戦へ! “アマチュア最強”Honda FCを3-0で撃破

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[6.7 天皇杯2回戦 鹿島 3-0 Honda FC カシマ]

 第103回天皇杯は7日、2回戦を各地で行い、鹿島アントラーズ(J1)が昨季JFL3位でアマチュアシードのHonda FC(JFL)を3-0で破った。

 鹿島はサブ組主体のメンバー編成。DF昌子源、MF荒木遼太郎、DF常本佳吾らが先発に名を連ねた。対するHonda FCは2019年準々決勝以来のカシマでの対戦。0-1の接戦を繰り広げた選手のうち、主将のMF鈴木雄也、MF佐々木俊輝、MF松本和樹が4年前と同じく先発した。

 試合は前半13分、鹿島が先にスコアを動かした。序盤から再三チャンスに絡んでいた荒木が左からのコーナーキックをゴール前に送ると、DFキム・ミンテが反応。ニアサイドに走り込みながら強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。

 健闘が続くHonda FCも前半18分、サイドを広く使った攻撃から右サイドを攻め上がった佐々木がクロスを上げ、ファーサイドで待っていたDF川浪龍平がボレーシュート。これはGK沖悠哉に阻まれたものの、同25分には鈴木、同27分にはMF岡崎優希も惜しいミドルシュートを放った。

 それでも次に試合を動かしたのも鹿島だった。前半39分、MF中村亮太朗からの縦パスを受けたMFアルトゥール・カイキが対面の相手をかわし、ドリブルで持ち運ぶと、ミドルレンジから右足一閃。矢のようなシュートをゴール右隅に突き刺し、リードを2点に広げた。

 さらに後半23分、鹿島はDF溝口修平のスルーパスから途中出場のMF藤井智也が自慢のスピードを活かして左サイドを切り裂くと、折り返しのパスにFW染野唯月が反応。左足ダイレクトで冷静にニアポスト脇を射抜き、3-0とした。

 そのまま試合はタイムアップ。鹿島が危なげのない試合運びで3回戦進出を果たした。

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