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抗議している間にカウンターから失点…ドロー決着も不満顔のイタリア代表

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[6.12 EURO予選 クロアチア1-1イタリア]

 EURO予選が12日に欧州各地で行われた。グループHで首位に立つクロアチア代表は勝ち点2差のイタリア代表と対戦。1-1で引き分けた。試合後、イタリア代表選手たちは口々に先制されたシーンについて、異議を唱えている。

 問題となっているのは前半11分、FWステファン・エル・シャーラウィ(ミラン)のゴールが決まり、イタリアが先制したと思われたが、オフサイドの判定で得点は認められず。5選手が抗議を行っている間にプレーが再開されると、カウンターから3対5の数的不利に持ち込まれ、FWマリオ・マンジュキッチにゴールを決められた。

 試合後、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、同代表アントニオ・コンテ監督は「我々はたしかに少し軽率だった。しかし、エル・シャーラウィのゴールは決まったものだと確信していたからこそ喜んでいた。だからこそ二重に悔しいね。少なくとも主審はプレーを止めるべきだったはずだ」とコメント。

 PKで同点弾を決めたMFアントニオ・カントレーバ(ラツィオ)は「先制点の場面はフェアじゃなかった。僕らは全員が向こうの陣地にいたんだよ」と訴え、DFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)は「僕らは決まっていたはずのゴールを取り消され、カウンターから先制されたんだ。少しおかしな状況だね。クロアチアの選手たちは狡猾なやり方をした。まず主審はプレーを止めるべきだった」と話している。

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