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体調良くなかったブッフォン、無失点記録更新で仲間に感謝「チームで達成した記録」

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[3.20 セリエA第30節 トリノ1-4ユベントス]

 ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがセリエAにおける連続無失点記録を更新した。『スカイ』などイタリアメディアがブッフォンのコメントを伝えている。

 1993-94シーズンに元イタリア代表GKセバスティアーノ・ロッシが記録した929分の無失点記録まで、あと4分に迫っていたブッフォン。20日にトリノと行ったダービーマッチで開始4分をしっかり無失点に抑え、新記録を樹立。その後、後半3分にPKを決められ、1月10日のサンプドリア戦以来の失点を喫し、記録は974分で途絶えた。

 試合後、ブッフォンは、「今朝は熱があって、起きたときは少し調子が良くなかった」とコンディションが万全でなかったことを明かした。チームは1失点したものの4-1で快勝し、ブッフォンの記録達成に華を添えた。「ここでプレーできて幸せだ。この記録はユベントス全体で達成した記録だ。僕だけじゃない。彼らはあらゆるコースを塞ぎ、僕を守ってくれた」と、チームメイトに感謝した。

 また、22年ぶりの記録更新を果たした38歳の守護神は家族にも感謝し、今年6月にフランスで開催されるEURO2016についても言及。「僕はこれが最後のEUROになると思っている。代表では多くの素晴らしい経験をしてきたし、偉大なタイトルも取ってきた。そして、もう1つの栄光にも近づいている」と代表引退を示唆した。

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