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クロアチアがまさかのドロー…格下アゼルバイジャンに今予選初の勝ち点献上

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クロアチアはまさかのドロー

[9.9 EURO予選 アゼルバイジャン1-1クロアチア]

 クロアチア代表がまさかのドローゲームを演じた。9日、EURO2020予選の第6節が行われ、E組のクロアチアは敵地でアゼルバイジャン代表と1-1で引き分けた。英『BBC』は「驚きのドロー」と伝えている。

 今予選3勝1分の無敗だったロシア・ワールドカップ(W杯)準優勝国のクロアチア。最新FIFAランキング7位に対し、アゼルバイジャンは109位と完全に格下だが、6日のスロバキア戦(4-0)と同じメンバーで臨み、MFルカ・モドリッチやFWイバン・ペリシッチ、DFデヤン・ロブレンらが先発に名を連ねた。

 試合は当然のようにクロアチアペース。前半5分にモドリッチが強烈なミドルシュートを打ち込むと、10分にはDFアントン・クリボチュクのハンドによりPKを獲得。これをモドリッチがゴール左下に沈め、幸先よく先制した。

 このままクロアチアがリードを広げていくと思われた。しかし、引いて守るアゼルバイジャンを相手にシュート精度を欠くなど、なかなか追加点を挙げることができない。すると、後半22分のFWマヒル・エムレリのゴールはオフサイド判定で取り消されたが、27分に強引な突破からMFタムキン・カリルザデに左足で決められ、同点に追いつかれた。

 試合はこのまま1-1でタイムアップ。クロアチアは21本のシュートを放ったが、わずか1点にとどまった。一方、アゼルバイジャンはここまで4連敗中だったが、今予選初の勝ち点を獲得している。

【E組順位表】
1.クロアチア(10)+5
2.スロバキア(9)+2
3.ハンガリー(9)+1
4.ウェールズ(6)0
5.アゼルバイジャン(1)-8

第6節
9月9日(月)
アゼルバイジャン 1-1 クロアチア
ハンガリー 1-2 スロバキア

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