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完敗のウェールズ…ベイルは無神経質問を受け途中退席、指揮官「今どうして語れるだろうか、いや語れない」

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敗戦にショックを受けるFWガレス・ベイル

[6.26 EURO決勝T1回戦 ウェールズ0-4デンマーク アムステルダム]

 ウェールズ代表は26日のEURO2020決勝トーナメント1回戦でデンマーク代表に0-4で完敗。現役引退をほのめかしていたFWガレス・ベイルは試合後、そのことについて語ることはなかった。英『BBC』が伝えている。

 前回大会でベスト4進出を果たしていたウェールズだが、今大会は16強で敗退となった。大会中は円陣の中心に入り、チームメイトを鼓舞していたベイル。敗戦のショックは大きかったのか、試合後のインタビューでは言葉少なげだった。

 ベイルは試合を振り返り、「残念だ。いまはそれしか言葉がない」とコメント。「チャンスは逃してしまった。だが、最後まで努力し続けた。仲間たちを誇りに思っている」とチームメイトをねぎらった。その後、インタビュアーは現役引退について質問をしようとすると、ベイルは会見を打ち切り、そのまま立ち去ってしまった。

 暫定監督のロバート・ページは立ち去ったベイルについて言及。「彼だってロッカールームで他選手と同様にがっかりしている。そんなときにどうして、自身の去就について語れるだろうか。無神経だ。敗れ去ってピッチを降りたばっかりだっていうのに」とチームの要を擁護した。

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