beacon

[AFCフットサル選手権2012]日本と準決勝を戦う豪州主将「もっともタフな挑戦」

このエントリーをはてなブックマークに追加
 延長戦の末にクウェートに3-2で競り勝ち、W杯出場権を獲得したオーストラリア代表は試合後、歓喜に沸いた。キャプテンを務めるFPグレゴリー・ジョベナリは、試合後にafc.comのインタビューに応じ、同代表のチームスピリットを称賛した。

「興奮しているよ。わずか3か月間しか練習できなかったアマチュアの選手たちが、W杯に出場できるんだからね。選手、そして監督が誰よりも称賛されるべきだ。監督は僕たちがこの大会で大きな成功を収めると話してくれて、自信を与えてくれたからね」と、フットサルルーズ(フットサル豪州代表の愛称)のキャプテンは笑顔を見せた。

 ジョベナリはアジアの4強に入り、準決勝を戦えることも栄誉だと胸を張ったが、W杯出場権の獲得は、その喜びをさらに甘美にしてくれると語る。そして、目標を達成した今、次は決勝進出を目指すと宣言した。

「オーストラリアの人たちも、これでフットサルに真剣に取り組んでいる人たちがいるということを分かってくれると思う。楽しむためだけにプレーしているんじゃないんだってね。ドバイには、最低でも準決勝に進出することを目標にしてきた。だからといって、この先が休日になるわけではない。次の目標は日本を倒し、決勝を戦うことだ。すべてがここから始まるんだ。大会を実行してくれるAFC、そしてオーストラリアのフットサル界に感謝をしたい。僕たちは一歩だけ先に進んだけど、まだここで足を止めるわけにはいかないよ」

 オーストラリア代表は30日に日本代表と準決勝を戦う。ジョベナリは気を引き締める。

「これから、もっともタフな挑戦をしなければならない。これまでやってきたとおりのことを続けるのでは十分ではない。より改善し、より真剣にフットサルに取り組まなければいけない」

 2大会ぶりのW杯出場を決めたオーストラリア代表が、07年以来のアジア選手権制覇を目指す日本代表の前に立ちはだかる。

TOP