beacon

[OAC]大阪が北海道を下し、5大会連続の決勝進出

このエントリーをはてなブックマークに追加
 オーシャンアリーナ杯2012は25日に大会3日目を迎え、準決勝の2試合を行った。第1試合ではシュライカー大阪エスポラーダ北海道が対戦し、5-1で勝利した大阪が決勝進出を決めている。

 前半11分、FP本田拓磨からFP永井龍にパスが出ると、永井はキレのある動きで北海道の守備を崩し、右サイドからクロスを折り返す。これをFP一村怜文が決め、大阪が先手を取った。さらに前半残り32秒で大阪は、FP一木秀之のパスを起点に、FPヴィニシウスが落としたボールをFP瀬戸彬仁が決めて、2-0とリードを広げた。このまま前半を終えるかと思われたが、北海道もCKの流れからFP上貝修のゴールで1点を返した。

 前半終了間際に失点した大阪は、後半の立ち上がりも何度かピンチを迎えたがゴールは許さない。逆に後半2分には本田のミドルシュートをゴール前の永井がコースを変えて流し込み、再び2点をリードした。残り6分というところで北海道もFP室田翔伍をGKにしたパワープレーで点を取りに来たが、大阪の守備は崩れなかった。『パワープレー返し』からFP松宮充義、ヴィニシウスのゴールを加えた大阪が5-1で勝利し、5大会連続の決勝に駒を進めた。

 試合後、敗れた北海道の小野寺隆彦監督は「今日は攻守ともに決め手を欠き、終始試合のペースをつかむことができませんでした。相手との力の差を感じたというのが、正直な感想です。残念ながら、今年もベスト4の壁を越えることができませんでしたが、私たちには明日の3位決定戦が残っていますので、チーム一丸となって全力で戦いたいと思います」とコメントしている。

シュライカー大阪 5-1 エスポラーダ北海道
[シ]一村怜文(11分)、瀬戸彬仁(20分)、永井義仁(22分)、松宮充義(39分)、ヴィニシウス(40分)
[エ]上貝修(20分)

TOP