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[Fリーグ]第6節ハイライト 首位の名古屋が町田とドロー。湘南を破った浦安が2位浮上

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 Fリーグは13日、14日、15日に各地で第6節を行った。14日の試合で首位の名古屋オーシャンズペスカドーラ町田と3-3で引き分けたが、翌15日の2位・湘南ベルマーレ(Fリーグ)バルドラール浦安の試合では、浦安がFP星翔太のハットトリックなどで7-3と完勝を収めた。この結果、名古屋は勝ち点14で首位をキープ。勝ち点13で浦安、湘南、シュライカー大阪が並ぶ中で、浦安が得失点差で2位に浮上している。

 13日に行われた府中アスレティックFCエスポラーダ北海道の試合は、前半19分にホームの府中がFP小山剛史のゴールで先制する。後半に入ると北海道も反撃に出て、後半5分にFP水上玄太の2試合連続となるゴールで同点に追い付くと、同10分にはFP吉田順省のゴールで逆転に成功した。このまま北海道が2-1でアウェーゲームをモノにしている。試合後、決勝点を決めた吉田は「チームとして共通意識を持ってパスコースをつぶす良いディフェンスができましたし、カウンターを狙う攻撃を意識して、粘り強く最後まで走り切れたと感じています。個人的にも点を取れて、チームの勝利に貢献できたので、この勢いで来週の名古屋セントラル2連勝を目指して頑張ります」と、クラブの公式HPを通じてコメントをしている。

 グリーンアリーナ神戸で13日に行われたデウソン神戸バサジィ大分戦は、アウェーの大分が前半12分にFP仁部屋和弘のゴールで先手を取る。しかし、前半終了間際の20分に神戸もFP須藤慎一とFP森洸が立て続けにゴールを決めて、2-1と試合をひっくり返してハーフタイムを迎えた。後半6分には大分もFP中村友亮が同点ゴールを決めたが、同18分には神戸のFP原田浩平が2試合連続となる得点を挙げて、3-2で神戸が逃げ切っている。

 同じく13日に行われたシュライカー大阪アグレミーナ浜松の一戦は、前半から激しく動く。今シーズン勝利のない浜松は、前半3分にFP剣持貴充のゴールで幸先よく先制した。しかし、前半15分にFP佐藤亮、同19分にはFP柴田祐輔にゴールを許し、逆転されてしまう。粘りを見せた浜松は、その直後にFP蓮池紳吾が第2PKから同点ゴールを決めて、2-2で前半を折り返す。後半も拮抗した試合は続き、後半12分には佐藤がこの日2点目のゴールを決めて、大阪が再びリードした。結局、このゴールが決勝点に。後半のシュート数では大阪を上回った浜松だが、今季初勝利はお預けとなった。

 14日には名古屋オーシャンズペスカドーラ町田が対戦した。前半5分にFP森岡薫のゴールで名古屋が先制すると、同9分には町田もFP金山友紀が同点ゴールを決めて譲らない。ハーフタイムを挟んで迎えた後半10分にはFPペドロ・コスタ、同14分には森岡のゴールで名古屋が2点をリードした。このまま名古屋が勝利を収めるかと思われたが、町田も意地を見せる。後半18分に金山のゴールが決まると、試合終了50秒前にはキャプテンのFP横江怜が第2PKを決めて、3-3で終了。開幕戦以降、勝利から遠ざかっている町田だが、アウェーで意地を見せて、名古屋の連勝を3で止めた。

 15日の湘南ベルマーレ(Fリーグ)バルドラール浦安の対戦は、大差が付く結果になった。立ち上がりにFP星翔太の2点で先行した浦安は、FP中村猛に1点を返されるが、その後も落ち着いた試合運びを見せる。前半のうちにFP高橋健介、FP小倉勇、FP平山保彦がゴールを決めて、シュート9本で5点を挙げた。後半も浦安は星が自身Fリーグ初のハットトリック達成となるゴールを決める。その後、湘南もパワープレーに出ると後半11分にはFP小野大輔が1点を返す。しかし、その1分後に小野が退場となり万事休す。終盤に両チームともに1点ずつ取り合ったが、試合は7-3で浦安が制し、得失点差で湘南と大阪を抜き、2位に浮上している。

以下、Fリーグ第6節の結果

府中アスレティックFC 1-2 エスポラーダ北海道
[府]小山剛史(19分)
[北]水上玄太(25分)、吉田順省(30分)

シュライカー大阪 3-2 アグレミーナ浜松
[阪]佐藤亮2(15分、32分)、柴田祐輔(19分)
[浜]剣持貴充(3分)、蓮池慎吾(19分=第2PK)

デウソン神戸 3-2 バサジィ大分
[神]須藤慎一(20分)、森洸(20分)、原田浩平(38分)
[分]仁部屋和弘(12分)、中村友亮(26分)

名古屋オーシャンズ 3-3 ペスカドーラ町田
[名]森岡薫2(5分、34分)、ペドロ・コスタ(30分)
[町]金山友紀2(9分、38分)、横江怜(40分=第2PK)

湘南ベルマーレ 3-7 バルドラール浦安
[湘]中村猛(2分)、小野大輔(31分)、ボラ(35分)
[浦]星翔太3(1分、2分、28分)、高橋健介(6分)、小倉勇(15分)、平山保彦(19分)、岩本昌樹(35分)

[写真]2位に浮上した浦安

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