[7.20 Fリーグ第7節 北海道3-1浜松 テバオーシャンアリーナ]

　Fリーグは20日にセントラル開催の第7節を行い、第3試合ではエスポラーダ北海道とアグレミーナ浜松が対戦した。今季初の連勝を目指す北海道と、今季初勝利を目指す浜松の一戦は、早い時間帯に2ゴールを挙げた北海道が3-1で逃げ切った。試合後、北海道の小野寺隆彦監督は「チームとしては狙い通り」と試合を振り返り「3連勝を目指したい」と21日の神戸戦での勝利を誓った。また、キャプテンのFP高山剛寛も「神戸を圧倒したい」と意気込みを語っている。

以下、小野寺監督コメント
「チームとしては狙い通り、しっかり引いてカウンターを狙うという戦い方を最後まで実行した結果、3-1という結果で勝利することができました。やはり昨年と違い、浜松さんは個人の能力、それからセットプレーからの得点力も非常に上がっています。これは前からプレスを掛けてしまうと、裏を取られてしまったり、先手を取られてしまうと思いました。ちょうど前節対戦した府中さんもピヴォ当てのチームだったので、その流れをくむような形で、引いて守るというイメージがつきやすいディフェンスができたと思っています。ただ、まだまだ精度を高めないといけないところがあって、簡単にボールを失うことがありました。もう少し、優位にゲームを進められるところも落としてしまい、もったいない部分がありました。そうなると、明日の神戸は厳しいと思いますので、もう少し、個人がミスを少なくして、何をすべきかを考えさせて、明日は戦いたいと思います」

―今日は水上選手が低い位置に入っていたが?
「今日は体が重かったのか、下に降りてくる場面が多かったですね。それから前でボールを待とうと思っていたが、ボールが出て来なくて降りてきちゃったのかなというのもあります。ちょっと我慢しきれなかったのかなと。比較的、高山、鈴木が裏にも抜けていけるので、チームとしてはあまりない形ですが、それがバリエーションとして増えるのなら、それはそれでいいかなと思います」

―明日の神戸戦については?
「Fリーグに参戦してから、リーグ戦では初年度しか勝っていないんです。苦手意識ではないのですが、なかなか勝たせてもらっていないのが現状です。カップでは勝たせてもらっているんですけどね。それでも、今年は神戸にリーグで勝ちたいと話してきたので。持っている力を全力でぶつけて、3連勝を目指したいです」

以下、高山キャプテンコメント
「今季初の連勝ということで、とてもうれしく思っています。相手が前にボールを送ってくるチーム。そしてセットプレーでとても多く点を取っているチームだったので、試合前からその対策をしてきて、今日、その結果がしっかりチームが意思統一できて、守れた結果が出たと思うので良かったです。明日は神戸と対戦しますが3連勝を目指してやりたいと思います」

―神戸戦への意気込みを?
「監督も言ったように、苦手意識を失くせるように。相手にはピヴォに強い選手がいるので、そこを上手く外して、エスポラーダらしいフットサルで、神戸を圧倒したいなと思います」

(取材・文　河合拓)
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