第91回全国高校サッカー選手権富山県大会は10日、富山県総合運動公園陸上競技場で決勝が行われ、水橋を3-0で破った富山一が3年ぶり24回目の全国大会出場を決めた。
　
　富山一は前半14分、左CKをファーサイドのMF島多裕太が頭で折り返し、中央のMF貫場貴之が頭で先制ゴール。さらに35分にはMF荒井洵哉の左クロスを2年生MF大塚翔が頭で決め2-0とした。

　水橋はFW林拓実やFW水野壱士を起点に反撃したものの、GK宇佐美大輔中心に守る富山一から1点を奪うことができない。逆に後半23分、富山一はDF橋本文太のラストパスを交代出場のFW前田翔一が決めて全国切符を獲得した。

　全国リーグのプレミアリーグWESTでは京都U-18(京都)に2戦2勝、C大阪U-18(大阪)からも1勝を挙げるなど8勝1分7敗と健闘(第16節終了時点で5位)。初の日本一を目指して全国大会へ乗り込む。

【富山】
[決勝]
富山一 3-0 水橋

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