第91回全国高校サッカー選手権沖縄県大会は12日、沖縄県総合運動公園陸上競技場で決勝を行い、12年ぶりの優勝を目指す宮古と3年ぶりの全国大会出場を懸けた南風原が激突。MF善平和の決勝ゴールによって宮古が1-0で勝ち、12年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。

　10年U-16日本代表FW宮国泰吾がロングシュートを狙うなど風上の利を活かして攻める宮古は前半23分、10番の善平が約40mの右足ロングシュートを決めて先制。南風原は得意のパスサッカーで反撃するものの、最後まで1点を守った宮古が1-0で全国切符を獲得した。

　宮古は夏の高校総体予選では惜しくも準V。全国大会出場権を逃したが、選手権では沖縄本島から約350km南の離島、宮古島から全国へ乗り込む。

【沖縄】
[決勝]
宮古 1-0 南風原

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