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[MOM3066]大分FW大神颯汰(3年)_“病み上がり”2試合連続2ゴール

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大神颯汰が延長前半3分に決勝点を決めた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 高校選手権大分県予選決勝 大分4-0(延長)柳ヶ浦 昭和電ド]

「流れを変える自信はある。延長戦になったら出ると分かっていたので、そのことだけに集中して、ずっと待っていました」

 延長前半3分、大分高は延長に入ると同時に投入されていたFW大神颯汰(3年)がMF瀬藤聖人(3年)のスルーパスに反応。GKと1対1を迎えると、ループシュートで鮮やかに制し、先制点を決めた。

 さらに大神は延長後半6分にも鮮やかなパスワークからフィニッシュを担当。準決勝に続く2ゴールで、全国行きを確定させた。

 大神は10月中旬の練習で右足靭帯を負傷。当初は今大会決勝の出場も困難と考えられていた。しかし懸命のリハビリの甲斐あって、9日の準決勝で復帰。途中出場で2ゴールを決めて勝利に貢献していた。

 小野正和監督は大神の投入がポイントのひとつになると考えていたという。指揮官の期待通りの活躍をみせた背番号15は、「抜け出しの練習は他人よりも積んで、磨き上げてきたので、自信はありました。この決勝で形に表れて良かったです」と満面の笑みを浮かべた。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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