日本サッカー協会(JFA)は2日、ロンドン五輪代表に挑むU-23日本代表メンバー18人を発表した。東京ヴェルディからはFW杉本健勇が選出された。今メンバーでは最大のサプライズ選出となったが、本人も「メンバー入りを最初に知った時はビックリしました」とクラブを通じてコメントを発表している。

　杉本は187cmの長身を生かした空中戦が得意のFW。足もとの技術もしっかりしており、大型ストライカーとして期待されている。今年3月には出場機会を求めてC大阪から東京Vに移籍。東京Vでは16試合出場4得点という成績を残している。関塚ジャパンでは昨年8月の親善試合エジプト戦の3分間、今年2月の五輪最終予選マレーシア戦の7分間の計10分間の出場のみにとどまっていただけに本人も驚くサプライズ選出となった。

　杉本は「ビックリしましたが、すごく嬉しかったですし、しっかりと準備をして本番に臨みたいです。オリンピックは特別な大会だと思うので、結果を出してきたいと思います」と続ける。元チームメートのC大阪MF山口螢も「素直に僕も一緒にやっていて嬉しいですし、リーグでも点を取ったりして好調なので、あまり僕自身、驚いていないです」とC大阪の下部組織出身の後輩の選出を素直に喜んだ。

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