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宮市が招集メンバーから漏れた理由

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 2月29日のウズベキスタン戦から8月15日のベネズエラ戦までコンスタントにA代表に招集されてきた宮市亮(ウイガン)が7試合ぶりに代表メンバーから外れた。

 アルベルト・ザッケローニ監督は「招集しなかったのは試合勘の問題。彼が90分間プレーしたのは4月までさかのぼらなければならないし、コンディション的に100%にいっていない。この状況で呼んで使っても、十分なリアクション、パフォーマンスを見られないと考えて招集を回避した」と説明した。

 今季、アーセナルから期限付きでウィガンに移籍した宮市は28日に行われたキャピタル・ワン杯(旧カーリング杯)のノッティングガム・フォレスト戦でベンチ入りして後半35分から出場。ダメ押しとなるチーム4点目をアシストし、4-1の勝利に貢献したが、リーグ戦ではまだベンチ入りを果たしていない。

 指揮官は「若い選手だし、チームが変わったばかり。プレミアリーグの公式戦メンバーにも入っていない。新しい環境になじめるように、ここはそっとしてあげて、手助けしてあげようと思った」と、宮市を気遣っていた。

(取材・文 矢内由美子)

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